おいしい函館ロゴ
この街で出会う飲食店、料理人、小売店、食材案内

函館「食」ニュース

はこだて焼きピロシキ、12/18から市内各店で販売開始

はこだて焼きピロシキ、12/18から市内各店で販売開始

  新しい地域共通メニュー「はこだて焼きピロシキ」の販売が、2017年12月18日から、函館市内の複数店でスタートしました。   ピロシキは、ロシアやウクライナなどで日常的に食べられているパン料理。小麦粉を練った生地のなかに色々な具材を入れ、焼いたり、揚げたりして作られます。「はこだて焼きピロシキ」は、地域資源を活用した商品開発などを進める「はこだて雇用創造推進協議会」が、幕末の開港による函館とロシアの交流などにちなんでロシアの伝統的な家庭料理ピロシキに着目し、市内飲食店と共同で試作を重ねて開発した新商品です。基本レシピを公開し、提供参加店を公募。市内の6事業者10店舗が参加し、販売が始まりました。   「はこだて焼きピロシキ」にはいくつかの共通ルールがあります。日本でピロシキといえばカツレツ風に油で揚げたものが一般的ですが、「はこだて焼きピロシキ」はその名の通り、ロシアでよく食べられる「焼き」で調理。また、パン生地と具材は1:1を目安にした「具だくさん」で、2種類以上のスパイスと1種類以上の道南産食材を使用。このルールをふまえ、各店が工夫を凝らしたピロシキを提供します。値段は1個194〜250円(税込)と手頃ですので、ぜひ食べ比べしてみてください。   また、オリジナルソング「はこだて焼きピロシキの歌」をYouTubeで配信中。こちらも是非注目を。 古民家カフェ「まるたま小屋」では、ウクライナでよく食べられている米の入ったピロシキを提供。人気の地元ブランド米「ふっくりんこ」のご飯と、豚ひき肉、卵、地元産野菜、サワークリームを合わせたカレー風味。酸味のきいた優しい味わいです。同店は、焼きピロシキとボルシチの専門店。「はこだて焼きピロシキ」のほか、具材の異なる数種が常時イートインまたはテイクアウトで味わえます。 ベーカリー「キングベーク」が販売するのはタイ風カレーの焼きピロシキ。道南産の特大玉の大豆「たまふくら」を使い、鶏ひき肉と合わせて、ピリリとスパイシーなアジアンテイストに。本店および「キングベークナチュラル」でも販売。初日から売れ行きは上々とのことでした。 提供店舗 ○ まるたま小屋 ○ キングベーク(本店・キングベークナチュラル) ○ ちいさなしあわせパン ○ パン・エスポワール(戸倉店・的場店・石川店・函館駅前店) ○ ベーカリー ル・レーブ ○ 手作りパンの家 こすもす

料理雑誌「四季の味」冬号で道南・函館の大自然の食特集

料理雑誌「四季の味」冬号で道南・函館の大自然の食特集

料理雑誌「四季の味」No.91冬号に、特集「北海道 道南・函館“大自然の食”に酔う」が掲載され、函館および近郊の農水産物や、函館市内のレストランなど5店舗が紹介されています。また、本誌の料理写真はどれも器にもこだわったものばかりですが、今号では函館の陶芸作家、高井秀樹さん(キリール陶房)と堂前守人さん(はこだて工芸舎)の作品に盛り付けられた料理も掲載されています。   掲載店舗:レストラン バスク、冨茂登、ロワゾー パー マツナガ、二代目佐平次、ビーズ・ビー   「四季の味」No.91冬号 2017.12.7発売、1,550円(税込)、主要書店で販売中。

函館西部地区バル街「グッドデザイン特別賞(地域づくり)」受賞

函館西部地区バル街「グッドデザイン特別賞(地域づくり)」受賞

函館発祥の飲み&食べ歩きイベント「函館西部地区バル街」が「グッドデザイン特別賞(地域づくり)」を受賞しました。   グッドデザイン賞は、1957年に創設された、日本を代表するデザインに関する顕彰制度です。受賞のシンボルである「Gマーク」は、家電製品や生活用品などの広告でよく目にすることと思いますが、審査対象は建築やソフトウェアなどにも広がり、バル街のような地域イベントもその対象になっています。今年度1,403件の受賞のなかで、バル街はベスト100に選出され、さらに大賞、金賞に次ぐ特別賞を受賞しました。審査では、行政による補助金や助成金を受けずに開催しているイベントであること、他地域へノウハウを無償提供して全国に広がったことが評価されました。この特別賞(地域づくり)は北海道では初めての受賞です。(大賞は過去に「岩見沢複合駅舎」「モエレ沼公園」が受賞)    実行委員会代表の深谷宏治さん(レストラン バスク)は、「実行委員会のみならず、バル街を支えてくれる参加店や参加者の皆さん、さらには全国のバル街イベントに携わる人々など、皆が一緒に評価されたこと」と今回の受賞を喜びます。   次回の開催は来春2018年4月22日(日)(チケット販売は1カ月前から)。全国からも注目が集まるバル街です。チケットの入手はお早めにどうぞ。 11/1~5、東京・ミッドタウンで開催された「グッドデザイン賞受賞展」のベスト100プレゼンテーションでは、バル街実行委員会代表の深谷さんがバル街発祥の地・函館をアピール。 受賞展「ベスト100」展示会場では、バル街の紹介パネルの前で多くの来場者が足を止めていました。

12/8開催 飲み歩き、食べ歩きイベント「大門バル」

12/8開催 飲み歩き、食べ歩きイベント「大門バル」

函館駅前の繁華街・大門地区の飲み歩き、食べ歩きイベント「大門バル」が、2017年12月8日(金)に開催されます。「大門バル」は、屋台村「大門横丁」店舗などの参加店を自由に巡り、はしご酒を楽しむ催しです。2006年11月に始まった「横丁バル『はしご酒の日』」から数えて45回目の開催、今回は48店が参加します。事前のチケット購入は不要で、各店で提供されるワンコイン500円の1ドリンク・1フードを楽しみます。5店巡ってスタンプを集めると豪華景品が当たるスタンプラリーも実施。函館市民も観光のお客様も、気軽に参加できる「大門バル」で街に繰り出してみませんか?   日時:2017年12月8日(金曜日)17:00~22:00(店舗ごとに営業時間が異なります)   参加店:花もめん、アジアンキッチンチェーズ、かねなか、串金、函館ホルモン、ことぶき亭、BAR 1096、龍鳳、金家、光味亭、大謀、わびすけ、孝房、南風食堂、箱舘バル、ラーメンたつみ、酒肴、ラムジン、いか家、雑魚亭、くらぶはうす、ヤマタイチ、桜、柏や、らぶべっと、はこいち漁港、赤ちょうちん高砂通店、ホテルテトラ函館駅前、手打ち蕎麦酒房 長月、津軽屋食堂、GRACE、さかえ寿し高砂通り店、CAFÉ&BAR LYCORIS、スナック栄華、グラッチェ・グラッチェ、根ぼっけ、焼鳥けいちゃん、くあふぉり、すし居酒屋ひろ笑、CAMP5、松風グルカ、mori’s カフェ、ラーメン専科 笑てん、アガシの店、やきとり居酒屋ひろみ、カクテルスナック アトム、パノラマビューレストラン グランポルト函館、ホワイトビートルズ   参加費:各店にて500円(税込)で1ドリンク・1フード提供   主催:(株)はこだてティーエムオー、大門ハイカラクラブ   問い合わせ:(株)はこだてティーエムオー(0138-24-0033)  

函館スイーツ推進協議会PR誌「KA・NO・KA」第2号刊行

函館スイーツ推進協議会PR誌「KA・NO・KA」第2号刊行

函館スイーツ推進協議会のPR誌「KA・NO・KA」第2号が刊行されました。同協議会は、函館洋菓子協会・北海道菓子工業会函館支部・道南製パン組合・函館市などで組織し、函館らしい菓子「函館スイーツ」の開発やPR、販路拡大などに取り組む団体です。PR誌「KA・NO・KA」は、2017年3月に創刊。誌名は「菓の香」に由来し、みなみ北海道の菓子やパンにまつわる様々な話題を取り上げ、市民や観光客に向けて「函館スイーツ」を発信しています。   今号の特集は、「冬を愉しみ、春を待つ。」と題し、冬におすすめの焼き菓子や上生菓子を紹介。おいしそうなお菓子の写真が満載です。また、明治から続く老舗の菓子材料問屋のレポート記事や函館のスイーツにまつわるコラムなども掲載され、読み応えのある内容です。 「お菓子には、人それぞれに幼少期の思い出などがあるもの。ぜひ冊子に触れて、お気に入りのスイーツを見つけて欲しい」と同協議会事務局の小林周平さん。   1万部発行、棒二森屋はこだてスイーツ&Caféコーナーほかで、無料配布中。ウェブ上でも読むことができます。   【主な配布場所】 棒二森屋はこだてスイーツ&Caféコーナー、函館市観光案内所(JR函館駅)、元町観光案内所、函館空港、五稜郭タワーほか主要な観光施設、協議会加盟の菓子店・パン店

12/4開催 料理人向けバスツアー参加者募集(募集終了)

12/4開催 料理人向けバスツアー参加者募集(募集終了)

  函館市は、料理人や飲食店関係者を対象にした食材生産者を巡るバスツアーを、2017年12月4日(月)に実施します。ただ今、このツアーの参加者を募集しています。(定員に達したことから、募集を終了しました。)   バスツアーでは、函館近郊の七飯町大沼地区にある3つの食材生産者を巡ります。生産者との交流を通して、食材に関する知識を深めて料理創作のヒントを得るとともに、世代やジャンルの異なる料理人どうしの交流の機会づくりに、ぜひご参加ください。   「おいしい函館」バスツアー 日時:2017年12月4日(月曜日) 10:00~16:00 対象:料理人、飲食店関係者 募集人員:10~15名 参加費:無料 集合・解散地:函館市役所 訪問先:大沼ガロハーブガーデン、山田農場チーズ工房、山川牧場モータウンファクトリーローストビーフサンドショップ 主催:函館市 申し込み・問い合わせ先:函館市経済部経済企画課 0138-21-3321 shinjigyou1@city.hakodate.hokkaido.jp 電子メールの場合には、件名を「おいしいバスツアー申込み(または問い合わせ)」とし、店名、氏名、連絡先(携帯電話)を記入の上、お申し込みください。 ※ 定員になり次第、募集を締め切ります(募集終了)  

掲載料理が店で味わえる「はこだての美食2018」カレンダー

掲載料理が店で味わえる「はこだての美食2018」カレンダー

函館をはじめとするみなみ北海道と、青森県の旬の食材を使った料理を紹介する「はこだての美食2018」カレンダーの販売が始まりました。毎月の掲載料理は、担当した料理人の店でその月に味わうことができる、いわば「食べられるカレンダー」で、全国でも珍しいものです。   このカレンダーは食に関するプロの同業異種の会「クラブガストロノミーバリアドス」(代表:「レストラン バスク」の深谷宏治さん)が2009年から毎年制作。同会会員の料理人ら12人の料理が登場します。   5月に登場するのはイワシのマリネ。ピチピチの新鮮な食材が手に入る函館ならではのシンプルなスペシャリテです(ラ・リヴィエール/佐々木宏次さん)。また、9月は青森県産のマグロで、握りや炙りをはじめ、様々にアレンジした9品のマグロづくしを紹介(幸寿司/玉谷光市さん)。眺めているだけでお店巡りがしたくなる内容です。   通信販売での購入に対応しているほか、「地元の人から函館の外に住んでいる人たちに贈ってもらい、函館の食をアピールすることで、函館を訪ねてもらうきっかけになれば」と深谷さん。3,400部制作。カレンダーの収益は、2018年4月に開催される「世界料理学会 in HAKODATE」の運営に充てられます。   「はこだての美食2018」カレンダー 価格:1部1,100円(税込・送料は別途) 販売店:レストランバスク(函館市松陰町)0138-56-1570     バルレストラン ラ・コンチャ     (函館市宝来町)0138-27-2181 問い合わせ先(通信販売など):     世界料理学会 in HAKODATE実行委員会 0138-56-1570      info@ryori-hakodate.net

スープバーで温まる、はこだてクリスマスファンタジー

スープバーで温まる、はこだてクリスマスファンタジー

「はこだてクリスマスファンタジー」が、いよいよ12月1日からスタートします。高さ約20mの巨大クリスマスツリーが、赤レンガ倉庫前に登場し、毎夜ツリーの点灯式が行われるイベント。今年で20回目の開催となります。 これに合わせて、ツリーの近くに、バラエティに富んだスープメニューを提供する屋台「スープバー」が毎夜オープンします。 今回は市内の10店舗が14種のスープを用意。クリームベース、トマトベース、塩ベースなど、様々な風味のスープに、地元産の野菜や肉などを盛り付けたもので、どれもボリュームたっぷりです。 おいしいスープで体を温めて、冬空に映えるツリーのイルミネーションを楽しみませんか。   販売価格:600円(税込) お得な抽選券つきの前売券は、2枚つづり1,000円。函館市観光案内所(JR函館駅構内)および元町観光案内所(元町公園内)で11月30日までの販売です。   <スープバー 出店店舗一覧> 地元家函館本店、焼肉物語 牛若、函館パターテ、和ダイニング井井、評判いいよ〜、函館ビヤホール、Cafe&Deli MARUSEN、津つ井軒、Dining EN、Pizzeria Lounge SOL

「ザ!鉄腕!DASH!」(11/12放送)に函館真昆布が登場!

「ザ!鉄腕!DASH!」(11/12放送)に函館真昆布が登場!

2017年11月12日(日)19時から放送の「ザ!鉄腕!DASH」(日本テレビ系)に、函館自慢の高級昆布「函館真昆布」が登場します。 同番組内の企画「ご当地PR課 〜第1回ご当地ヌルヌル選手権〜」に函館真昆布がエントリー。全国の天然ヌルヌル素材が結集し、どれが一番ヌルヌルかを競います。 ぜひご覧ください。

2018年2月開催「はこだてフードフェスタ」、出店者募集中!

2018年2月開催「はこだてフードフェスタ」、出店者募集中!

2018年2月24・25日に函館アリーナで開催される「はこだてフードフェスタ」(詳細)。ただ今、このイベントでの飲食およびマルシェブースの出店者を募集しています。 詳しくは、公式ページの「出店募集要綱」をご覧ください。 11月30日までの第1次募集では、出店料が割引になる「早割」を実施中。早めの申し込みがお得です。    はこだてフードフェスタは、「函館の食」を広く発信するとともに、生産者や料理人など食に関わる人々の連携を深めていくことで、地域の「食」の魅力をさらに高めることを目指しています。 会場では、飲食やマルシェのコーナー、体験ブースやステージイベントなど、食にまつわる盛りだくさんな内容を予定しています。イベントの詳細は12月頃に発表されます。

dancyu 12月号特集に「農楽蔵」ワイナリーが掲載

dancyu 12月号特集に「農楽蔵」ワイナリーが掲載

食を楽しみたい人の月刊誌「dancyu」2017年12月号「日本のワインとチーズ。」特集に、函館で造られる「農楽蔵(のらくら)」のワインが掲載されています。 「農楽蔵」は、フランスでワイン造りを学んだ佐々木賢さん、佳津子さん夫妻がつくったワイナリーで、函館の隣町・北斗市文月でぶどうを栽培し、函館西部地区でワインを醸造しています。 本号では、見開きページなどで紹介されているほか、表紙にも農楽蔵のワイン「ノラ・ルージュ」が使われています。   また、チーズの特集では、隣町の七飯町軍川でチーズ生産を手がける「山田農場 チーズ工房」も紹介されています。

11/15 第32回郷土料理発表会

11/15 第32回郷土料理発表会

第32回郷土料理発表会が、2017年11月15日(水)、五島軒本店で開催されます。今回のテーマは海藻と地場の食材。有名ホテルのレストランや料理店が出店し、それぞれが工夫を凝らした地場の食材、特に海藻を用いた料理を提供します。ビュッフェ形式でお好きなものを食べられるので、ぜひ参加してみませんか?(参加費有料、5,000円)   同時に青年部料理コンクールも行われ、海藻とタラを使った料理で審査し、作品展と表彰式が行われます。   出店者一覧 <西洋料理> ■ 五島軒本店 ■ 函館国際ホテル ■ ホテル函館ロイヤル ■ 湯の川プリンスホテル渚亭 ■ 鹿部ロイヤルホテル <中国料理> ■ 函館国際ホテル ■ ホテル函館ロイヤル ■ 湯の川プリンスホテル渚亭 ■ 中国料理 李太白 ■ 中国料理 龍美 ■ チャイナダイニング鳳凰 ■ 中国料理 龍青   日時:2017年11月15日(水曜日) 午後6時〜 場所:五島軒本店 参加費:5,000円(フリードリンク制) <着席・限定200名・ビュッフェスタイル> 主催:(公社)全日本司厨士協会函館支部、日本中国料理協会函館支部 後援:函館市、美鈴コーヒー(株)、晋南貿易(株)、ホクビー、(株)はこだてわいん、(公財)函館地域産業振興財団、道南食と観光クラスター型6次産業化推進協議会、函館がごめ連合 申し込み締切:11月6日 申し込み・問い合わせ:五島軒本店(函館市末広町4-5 0138-23-1106)

調理製菓専門学校で学校祭開催

調理製菓専門学校で学校祭開催

2017年10月7日、函館短期大学付設調理製菓専門学校(函館市柏木町)は「第29回学校祭 味まつり」を開催しました。   同校は、約50年の歴史をもつ調理師養成の専修学校。卒業生は、函館市内のホテルやレストランをはじめ、食に関わる幅広い分野で活躍しています。この学校はまさに、人材育成を通して、魅力ある函館の食を支えている存在です。   学校祭は、生徒たちが受講の成果を発揮して作る料理やケーキなどが味わえる機会であり、毎年心待ちにしている市民も多いといいます。   当日は、腕によりを掛けた西洋料理や日本料理など約20種の惣菜類、パンやケーキ、和菓子、焼き菓子などが用意され、オムライスやだし巻き卵の調理実演も行われました。各コーナーでは生徒たちが店頭に立ち、販売も担当。次々に訪れるお客さんに和やかに対応していました。   同校の生徒たちの料理に触れる機会としては、毎年2月にも「食彩感謝祭」が開催されます。 当日は雨天にもかかわらず、100人を超える人たちが列を作って開場を待ちました。 ショートケーキやモンブランなど、たくさんの種類が並ぶケーキの販売コーナーは買い求めるお客さんで大賑わいでした。惣菜類は食べやすいようにパックされ、さっそくその場で食事を楽しむ人たちの姿も。各コーナーともたちまち売り切れに。 もちろん料理は、生徒たちが手間をかけて調理した本格的なものばかり。お手頃な価格も人気の理由です。「鶏肉の角煮風」(左)「秋刀魚蒲焼き丼」(右)「茶碗蒸し」(手前)。 昨年増築された食文化演習室では茶会が催され、函館短期大学と函館工業高校の茶道部の生徒たちが振る舞いを担当しました。

函館いか祭りが今年も盛況

函館いか祭りが今年も盛況

  2017年9月30日、10月1日の両日、函館グリーンプラザで「函館いか祭り」が開催されました。   漁業者や加工・販売業者の有志が集まり、函館のおいしいイカを、もっとたくさんの人に食べてほしいという思いで始まったという「いか祭り」は、今回が4回目の開催。比較的天候にも恵まれ、2日間で過去最高の1万5千人が訪れました。   初日の「朝いかの格安販売(一箱8杯入り1,500円)」は、開場前の早朝から市民や観光客が列をなし、限定50箱があっという間に完売するほどの人気ぶり。   会場には、いか丸焼き、じゃがバター塩辛、いかカレー、いかゲソ焼きそばなど様々ないかを料理する屋台が並び、100円〜500円の格安販売で大好評でした。そして、なんといっても一番人気は、朝いか丼(300円)。さばきたての朝いかを求めて、出来上がりを待つ長蛇の列が出来ました。   市民や観光客で会場は大賑わい。買ったばかりのいか料理を楽しむ姿が見られました。 朝いか丼はご飯と別盛りで提供。透き通ったいかが光ってみえるほどです。 いかゲソ焼きそばは、いかのゲソ(足の部分)がたっぷり入れて、豪快に焼き上げます。 会場では活いか釣りも行われ、釣りあげたいかは、活〆(いけじめ)にされ、持ち帰ることができました。

プロ料理人向け調理講習会を実施

プロ料理人向け調理講習会を実施

  はこだて雇用創造推進協議会が主催する「シェフたちの調理実演セミナー」が開講されています。人気シェフの考え方や調理手法に触れ、メニュー考案や商品開発、店舗運営に役立ててもらうことを目的に開催しているもので、毎回3日制の連続講座を今年度は3回実施。   このたび、第2回講座が開催されました。9月12日、「港の庵」(函館市大町)で実施されたセミナーの様子をレポートします。   この日の講座には、市内の飲食店経営者や料理人など20名ほどが参加。まずマルヒラ川村水産の川村淳也さんが、函館近海の魚貝類の魅力について講義。函館産のものは、豊富な魚種とその鮮度の良さから首都圏や海外の有名レストランからも引き合いがあり、日々出荷していることが紹介されました。   続いて、メトロポリタンホテル盛岡の狩野美紀雄シェフによる実演講習。函館の魚介を用いた二品「鱈のソテー すき昆布のデュクセル、クルート焼」「蝦夷アワビとホタテ貝、椎茸のソテー」を受講者の前で調理実演、ソテーに合わせるソースのバリエーションについての詳しい説明もされました。   今回の会場ではオープンキッチンになっており、参加者たちはシェフの間近で、手元に目を凝らしながら、調理のポイントを熱心に聞き入っていました。   今年度はあと1回、2018年初頭に開催予定。 お問い合わせは、はこだて雇用創造推進協議会(TEL0138-22-6080)まで。   手際よく盛り付けする狩野シェフ 蝦夷アワビと帆立貝、椎茸のソテー 今回のソースはブールブランのヴェルモット風味