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函館「食」ニュース

函館発の日本酒「GasVari」、初めて欧州へ輸出!

2019/7/6
函館発の日本酒「GasVari」、初めて欧州へ輸出!

  函館の有志が企画販売を行う日本酒「GasVari(ガスバリ)」が2019年6月、欧州へと初めて輸出されました。「GasVari」は、函館エリアで活動する料理人らのプロ集団「クラブガストロノミーバリアドス」が、過去に道南地域で広く作られていた銘柄米「マツマエ」を復刻させ、これを用いて六花酒造(青森県弘前市)に醸造を依頼している特別純米酒です。  このたび、札幌の貿易会社を介して欧州のバイヤーに売り込みを行ったところ、欧州料理との相性、酒造りにまつわるストーリー、商品のデザインなどについて評価され、このたび500ml瓶24本がスペイン・イビサ島に向けて送られました。今後は地中海の観光地にあるレストランで提供される予定です。 材料となる米「マツマエ」は、2011年から函館の料理人が近郊の農家と契約して栽培。米粒が大きく、レストランでの調理用などに利用していましたが、酒造用にも適していることがわかり、2013年から日本酒「GasVari」に利用しています。現在は720ml瓶換算で年間約2,000本を生産しています。   飲酒人口の減少や嗜好の変化などで、日本酒全体の需要は減っているなかで、純米酒、吟醸酒などの特定名称酒(高級酒)はこれまでにないブームで、海外への輸出も伸びてます。こうしたなか、酒造会社を持たない函館・道南地域でも、近年は酒造用米の生産が行われ、新しい「函館の酒」も誕生しています。函館産の酒造好適米「吟風(ぎんぷう)」を用いた純米吟醸「函館奉行」(兵庫県・小西酒造)や、純米大吟醸「巴桜」(青森県・六花酒造)などが販売中で、土産物としても注目の商品です。   日本酒「GasVari」は函館限定販売品で、函館市内および近郊のコープさっぽろで取扱中です。720ml瓶1,620円(税込)。問合せは「ワインショップ丸又和田商店」0138-76-4422まで。

ワインの生産地として注目される函館・道南

2019/6/15
ワインの生産地として注目される函館・道南

  2019年5月14日、『「日本ワインの魅力を発見する会」in函館』が開催され、ワインを愛好する市民ら約50名が、北海道内で造られたワインなどの試飲を楽しみました。このイベントは「日本のワインを愛する会・函館支部準備会」として催されたものです。冒頭、日本のワインを愛する会会長でタレントの辰巳琢郎さんが挨拶。地元で栽培されたぶどうで醸造するワインへの注目が集まるなか、函館や道南には人気の高いワイナリーがあり、最近は大手メーカーがぶどう畑を作るなど、全国でも期待が高まっている地域であることを挙げ、「この地で作られるワインを、造り手と飲み手が一緒になって盛り上げていただきたい」とエールを送りました。   「日本ワイン」とは、日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して、日本国内で醸造されるワインです。これまで日本のワイン生産といえば、山梨県や長野県がよく知られていましたが、近年は全国各地へと広がり、いまではほとんどの都道府県で生産され、ワイナリーは全国で300軒を超えました。北海道の生産量は、山梨県、長野県に次ぐ第3位。道内では小樽市周辺の後志地区、さらには岩見沢市を中心とする南空知地区に多くのワイナリーがあり、近年はここを巡るツアーなども企画されています。函館・道南では近年、ワインの造り手から注目が集まり、ワイナリーやぶどう畑を新たに創設する動きがみられます。   ■ 高い人気を誇る既存ワイナリー 2012年、函館西部地区に創設された「農楽蔵」は全国的にも人気のワイナリー。フランスでぶどう栽培とワイン造りを学んだ佐々木賢・佳津子夫妻が、函館の隣町・北斗市文月地区にぶどう畑を持ち、シャルドネ種などを栽培しています。ワインは極少量生産ながら、その品質の高さゆえに注目が集まっています。 また、同じ道南の「奥尻ワイナリー」は、日本海に浮かぶ離島・奥尻島に圃場と近代的な醸造施設を備えています。島の西側、海に近い畑で栽培されるぶどうは天然のミネラル分が豊富で、海が感じられるワインと評され、高い人気を誇ります。   ■ 老舗ワイナリーや大手飲料メーカーの新規参入も予定 昨年来、フランスの老舗ワイナリー「ドメーヌ・ド・モンティーユ」が、函館市桔梗地区に用地を確保し、ぶどう畑を造成することに注目が集まっています。同社がぶどう栽培に適した土地を求めて各地で調査した結果、函館が選ばれました。今後は函館にワイナリー設置の計画もあるそうで、同社の函館産ワインの誕生が期待されています。さらにトラピスト修道院にほど近い北斗市三ツ石地区では、サッポロビールが「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」を2019年5月にオープン。同社が持つぶどう畑では国内最大の規模で、津軽海峡を望む24.5ヘクタールもの広大な用地で、メルローやシャルドネなどを栽培します。ここで作られたぶどうを使ったワインは、2022年頃から出荷される見込みです。このように、函館やその近郊は、気候や土壌、地形などがワイン用ぶどうの栽培適地として期待が高まっています。函館産のぶどうを使い、函館で醸造される「函館産ワイン」が続々登場する日も現実的になってきました。   日本のワインを愛する会・函館支部準備会に関する問合せは事務局の菅原さん(0138-22-1777)まで。

函館マラソンのおいしいエイドフード紹介

2019/6/13
函館マラソンのおいしいエイドフード紹介

毎年7月に開催される函館マラソンは、函館や北海道のグルメをエイドフードとして提供することでも評判の大会。それも、全て地元企業による無償提供によるものです。食の街・函館だからこそ実現する、2019年大会のエイドフードの一部をご紹介します。   北海道朱肉メロン 夕張メロンでもおなじみ、オレンジの果肉の「朱肉メロン」。旬を迎えた、食べごろの甘くてみずみずしい味わいは、「こんな高級品を提供するマラソン大会は他にない!」と、ランナーから大好評です。 (提供 中川青果)   本格的はこだて冷やし塩ラーメン 塩ラーメンも「函館らしい」と毎年好評の一品。今大会では初めて「低糖質麺」を使用するほか、函館名産「がごめ昆布」をトッピングします。 (提供 らぁめん工房かりんとう、麺TEPPEN、出口製麺、海まち中華かりんとう)   朝市炊き込み海鮮丼 ホタテの炊き込みご飯に、ウニ・いくら・カニをトッピング。ランナーの食べやすさを考慮した一口サイズですが、満足感たっぷりです。 (提供 函館朝市協同組合連合会)   がごめいかそーめん 函館の海産物の代表、「いか」と「がごめ昆布」を合わせた一品。がごめ昆布のとろみ成分で、口あたりなめらか。 (提供 函館朝市協同組合連合会)   ミニ丸缶羊かん、スライス版羊かん「通好み」 函館から車で約2時間・江差町の老舗和菓子店「五勝手屋本舗」の羊かん。函館マラソン限定ラッピングのミニ丸缶入りと、「通好み」と呼ばれるスライスバージョン。 (提供 五勝手屋本舗)   カステラ饅頭函館散歩 北海道十勝産の大豆を使って職人が丁寧に練り上げたこしあんを、相性のよい北海道産小麦を使ったしっとり生地で包んで焼いた和菓子。 (提供 千秋庵総本家)   トラピスチヌ ホワイトミルク チョコレート 函館の郊外にある修道院で作られるチョコレート。ミルクの優しい味わいには、修道女の皆さんの祈りが込められています。 (提供 天使の聖母トラピスチヌ修道院)   北海道179市町村サイコロキャラメル 昔懐かしいサイコロキャラメルは、実は現在、北海道のみの限定販売品。また、その製造工場は函館にあります。北海道命名150年の節目を記念して作られたこの商品は、北海道産牛乳パウダーを使用した白いキャラメルです。 ※参加記念品として配布 (提供 道南食品)   [caption id="attachment_1534" align="alignnone" width="1024"] 写真:6月6日に行われたエイドフード試食会にて、実行委員会やスポンサー関係者が話し合う様子[/caption] 全国から参加するランナーに函館を満喫していただけるよう、大会関係者は知恵を絞り、準備を進めています。

「料理人が作る私の函館料理」に4人の料理人が登場

2019/3/20
「料理人が作る私の函館料理」に4人の料理人が登場

当サイトの人気コーナー「料理人が作る私の函館料理」に、4人の料理人が新規登場。地元の食材を使ったオリジナリティあふれる料理をご紹介しています。 そのほか、「旬食材」「訪ねてみたい市場・商店」の各コーナーにも新記事を追加しました。ぜひご覧ください。     「料理人が作る私の函館料理」   ■ ブリのマリネグリルと大根の昆布コンソメ煮 レストランnana-papa 池田 洋二   ■ おぐに和牛のステーキ 塩わさびおろしとマスタード 二代目 佐平次 山形 智   ■ はこだて寿司 幸寿司(こうずし) 玉谷 光市   ■ オマール海老とサーモン、近郊野菜のモザイク造り センティール・ラ・セゾン函館山 片桐 正史     「旬食材」   ■ ごっこ     「訪ねてみたい市場・商店」   ■坂井鮮魚店(ヤマサ坂井商店)

ロシアの伝統的家庭料理を楽しむ「ピロシキ博2019」レポート

2019/3/18
ロシアの伝統的家庭料理を楽しむ「ピロシキ博2019」レポート

いち早く海外に門戸を開いた函館では、ロシア艦船の来港や、ロシア領事館の設置などをきっかけに、ロシア料理の製法が幕末期に伝えられました。こうした歴史をもつ函館で、ピロシキを食べながらロシアとの交流などに触れるイベント「ピロシキ博2019」が、3月10日にレストラン五島軒で開催されました。ピロシキはロシアの伝統的家庭料理で、パン生地の中に肉などの具材を詰め、揚げたり、焼いたりして作られるもの。この催しは函館の新ご当地グルメ「はこだて焼きピロシキ」の販売店でつくる「ソユーズはこだて焼きピロシキ」が主催し、今回が初開催。函館市民ら約120人が参加しました。   参加者は、ピロシキとともに、ロシア伝統のスープ「ボルシチ」などを味わいながら、様々な催しを楽しみました。函館における明治期からのロシア料理に関するトークショーを皮切りに、ピロシキの伝来を紹介する創作劇や、ロシア極東連邦総合大学函館校や函館西高等学校の学生たちによる「はこだて焼きピロシキ」誕生秘話の紹介、創作ピロシキのアイディアコンクールなど、盛りだくさんな内容。会場は大盛況でした。   【はこだて焼きピロシキ】 日本でみられるピロシキは、具材を詰めたパン生地を「揚げ」て調理するものが多いなかで、「はこだて焼きピロシキ」は本場ロシアのスタイル、「焼き」製法で作られます。2017年に考案され、地元産の食材を用いた、具だくさんのピロシキです。市内6店舗で、それぞれのオリジナルピロシキを販売中。 冒頭のトークショーでは、主催した「ソユーズはこだて焼きピロシキ」代表の北見伸子さんと、「五島軒」代表取締役社長の若山直さんが、函館とロシアとの深い関わりや、「ピロシキ博」開催に至る経緯などを語りました。 史実をもとにした創作劇では、幕末にロシアの人たちが函館にやってきたことや、ロシア料理を出すレストランが出来た経緯など、様々なエピソードを紹介。ユニークな内容に、会場は笑いに包まれます。 ピロシキとともに、ボルシチや、ピロシキに合わせたスープも提供。幕末期の函館にあった「ロシア病院」で、滋養を高めるために市民に振る舞われたといわれる、ニラと卵が入ったスープも再現されました。 参加者には、「はこだて焼きピロシキ」の中から1個と、「揚げピロシキ」1個を配布。各テーブルでは、お好みのスープとともに2種のピロシキを食べ比べ、歓談する姿がみられました。

ご当地ビアカクテルの「函館ガラビー」、提供店拡大中!

2019/2/26
ご当地ビアカクテルの「函館ガラビー」、提供店拡大中!

函館では、ご当地ビアカクテル「函館ガラビー」を提供する飲食店が続々増えています。函館ガラビーは、ガラナ飲料と生ビールを4:6で割ったもの。ガラナ飲料は函館近郊の七飯町で製造される株式会社小原の「コアップガラナ」を使います。ガラナ独特の香りと甘みでビールの苦みが抑えられ、アルコール分も低めで、ビールが苦手な方にもおすすめ。パーティーの盛り上げなどに一役買い、観光客にも人気です。   函館ガラビーは、2016年に髙野信子さん(函館フーズプランニング代表取締役)がシャンディーガフ(ジンジャーエールを使ったビアカクテル)を参考に考案。高野さんが経営する居酒屋「魚まさ函館五稜郭総本店」(函館市本町)で提供したところ、観光客にも好評だったことから、「函館のソウルフードになれば」と、ガラナ飲料を製造する株式会社小原と主要ビールメーカー4社などが協力。その後、提供店舗を増やしてきました。   2018年5月には、飲食店80店舗で函館ガラビー協会(代表:髙野信子)を設立し、広告媒体の制作や新規提供店の開拓、試飲会の開催などを行っています。「観光で訪れるお客さんに飲んでもらい、函館を思い出してリピートしてもらえるような飲み物にしたい。飲食店が協力して函館の盛り上げに一役買えれば」と髙野さん。現在、函館・道南の飲食店約100店ほどで提供中。ぜひ御賞味を。   【ガラナ飲料】 ガラナ飲料とは、ブラジルアマゾン川流域で採れるガラナという木の実から抽出されるエキスを配合して作られた、コーラに似た飲料です。1950年代、大手メーカーのコーラ飲料が日本に上陸して流行した際、これに対抗して全国の中小飲料メーカーが開発し、統一銘柄で製造を始めました。函館の隣町、七飯町に工場を持つ株式会社小原が、函館近郊の名峰、横津岳の天然水とジャガイモを主原料とする果糖ブドウ糖を使って製造しています。時代が移り変わり、各社がガラナ飲料の製造を止めていくなかで、小原ではこれを息長く作り続け、人気商品に育ててきました。誕生からすでの60年もの歴史を持つ「コアップガラナ」は、今も函館・道南で愛されています。 提供店舗では、ステッカーやポスターなどで、積極的に「函館ガラビー」をアピール。 コアップガラナは函館土産としても人気の高い炭酸飲料。ペットボトル入りのほか、クラシックな姿のワンウェイ瓶も好評です。 大沼公園にある「ブロイハウス大沼」では、建物内で醸造される人気の地ビール「大沼ビール」を使った函館ガラビーを提供中。

函館に「塩ラーメンタクシー」誕生。1/12から運行開始

2019/1/18
函館に「塩ラーメンタクシー」誕生。1/12から運行開始

  2019年1月、函館のご当地タクシー「函館塩ラーメンタクシー」が誕生しました。ご当地タクシーは、各地の名産品などをタクシーの「行灯(あんどん)」に取り入れて街なかを走り、観光客などにアピールしようという取り組み。全国の10社を超えるタクシー事業者が運行していて、青森県のアップルパイタクシー、香川県のうどんタクシーなどが有名です。 函館タクシーが運行する函館塩ラーメンタクシーは、人気ラーメン店「ラーメン満龍 深堀店」が提供する、特製塩ラーメンがモチーフ。チャーシュー、なると、メンマなどを忠実に再現し、後部座席のシートカバーにも塩ラーメンをデザイン。また、函館のラーメン情報誌なども常備します。 現在は1台での運行で、予約が入ると出動。ドライバーは、ラーメンをはじめとする函館観光に詳しい「はこだて検定」の合格者で、おすすめのラーメン店を案内するほか、観光名所の説明も受けられます。 2019年1月12日には「函館塩ラーメンタクシー」がお披露目され、函館出身の歌手で「愛しの塩ラーメン」を歌う暁月めぐみさんと、「ラーメン満龍 深堀店」店主が運行開始をアピールしました。

人気店のおすすめ函館土産「函館山ブレンド」

2018/12/26
人気店のおすすめ函館土産「函館山ブレンド」

写真は、喫茶店「select coffee shop peacepiece」で販売中の函館土産にもなるドリップバッグコーヒー。中央で目を引く「おすもうさん」は函館のシンボルである「函館山」を関取の名になぞらえて作った「函館山関」で、珈琲はその名も「ハコダテマウンテン」です。2つとも同店で人気のブレンドで、左はベースのブラジル、グァテマラにマンデリンを加え、重厚な苦味を引き出した深煎り。右は同じくブラジル、グァテマラをベースにエチオピアを加え、フルーティな香りを引き出した中煎り。 販売は peacepiece ほか、函館空港、函館駅キヨスクにて。価格は 1つ150円。なお、同店では珈琲豆も販売中(100g 500円、深煎りは100g550円)。※いずれも税抜 店主・尾塩さん曰く、「函館山関」は浮世絵に登場する関取を参考にデザインしたとのこと。 select coffee shop peacepiece 函館市末広町18-12 TEL 0138-22-5500   函館スイーツ推進協議会のPR誌「KA・NO・KA」第3号の特集は、「珈琲×菓子」。函館の街の、珈琲とお菓子にまつわる様々な物語を紹介しています。1万部発行、函館空港、JR函館駅構内函館市観光案内所ほかで、無料配布中。ウェブ上でも読むことができます。

味わう道具も味のひとつ。 夏井珈琲の食器棚を覗き見

2018/12/26
味わう道具も味のひとつ。 夏井珈琲の食器棚を覗き見

自家焙煎の珈琲に定評がある五稜郭町の「夏井珈琲 Brucke(ブリュッケ)」。川沿いに建つ洋館というシチュエーションも含め、ゆっくりとカフェタイムを過ごしたい喫茶好きに支持されている店です。 夏井珈琲では、珈琲やそれに合わせるおやつ、食事の味もさることながら、それを提供する際の器も、店の個性としてファンから愛されています。たとえば珈琲カップなら、ウェッジウッド、マイセン、ロイヤルコペンハーゲン、ナルミなど、ヨーロッパのアンティーク調という店のトーンに合わせて、創業時からオーナーが吟味し、集めたものを使用。なかでも、最も数が多いのはマイセンで、4種6客が揃っています。カップの美しさによってさらに珈琲の味が引き立ち、同店で過ごす時間がより心地よいものに。また、壁に陳列されている様子も、非常に美しく絵になります。 オーナーの夏井さんによると「それぞれのカップは口の開き方や広さによって、珈琲の香りの立ち方もさまざまに変化する」とのこと。ぜひ、訪れた際はその違いも楽しんで珈琲の美味しさを味わってください。 夏井珈琲 Bruke(ブリュッケ) 函館市五稜郭町22-5 TEL 0138-52-3782   函館スイーツ推進協議会のPR誌「KA・NO・KA」第3号の特集は、「珈琲×菓子」。函館の街の、珈琲とお菓子にまつわる様々な物語を紹介しています。1万部発行、函館空港、JR函館駅構内函館市観光案内所ほかで、無料配布中。ウェブ上でも読むことができます。

期待の食材、サメ料理のレシピ公開(料理実演講習会レポート)

2018/12/25
期待の食材、サメ料理のレシピ公開(料理実演講習会レポート)

2018年12月11日、「おいしい函館 料理実演」が実施され、料理人や飲食店関係者ら31名が参加。函館沿岸や津軽海峡などで獲れるサメをどのように料理に使うことができるか、研究者からサメの特徴や分類などに関する話を聞くとともに、和・洋・中3人の料理人によるサメ料理の実演を見学しました。   サメを食べるのは、津軽海峡対岸の青森県津軽地方などでは一般的だそうですが、函館市周辺では、一部で業務用の練り物材料として使われる以外では、一般にあまり馴染みがありません。函館短期大学付設調理製菓専門学校では、サメの生態に詳しい北海道大学名誉教授(水産学博士)の仲谷一宏氏とともに、5年前からサメ料理の研究に取り組み、函館市の東部・南茅部地区で定置網にかかり、網に入ったイカなどを捕食してしまうサメを、漁業資源として活用できないかを探ってきました。   ■ 負の先入観が強い魚ながら、期待高まる食材 サメは、映画などの影響もあって、どう猛で怖い魚というイメージがあり、さらに食に詳しい人たちの間でも、鮮度低下の際にアンモニア臭がある魚という先入観が強く、食べる習慣のない地域では邪魔者扱いされがちです。しかし、青森県でサメを専門に扱う(有)田向商店の田向常城氏によれば、サメは食材として期待が高まっているとのこと。まず、全身の骨格が軟骨でできていて小骨もなく、加熱することで骨まで柔らかくなることから、とても食べやすい食材。さらに、サメの身は寄生虫やヒスタミンなどによる体への悪影響がないこと、塩味を感じやすい特徴もあることから減塩食にも適しており、学校給食や高齢者向けの食などの分野でも期待が高いものです。また、冷めても硬くならないので、弁当にも向いています。 サメ博士こと、仲谷一宏氏(北大水産学部名誉教授)が、サメの生態や分類、利用法などについて解説。 ■ 食味試験でヒラメを上回る成績 サメ博士の仲谷氏によると、世界に510種程度いるサメの仲間のうち、日本にいるのは124種。食用のほか、皮をつかったベルトやバッグ、骨から抽出されるコンドロイチンは医薬品、油脂は健康食品や化粧品にも使われます。函館周辺で獲れるサメの食味試験で、調理製菓専門学校の学生と一般の人、計38名に食材名を伏せてサメの揚げ物を試食してもらい、味、食感、匂いについて、基準となる白身魚(ヒラメ)との比較で審査。使ったサメは、アブラツノザメ(アブラザメ)、ホシザメ(カノコザメ)、ネズミザメ(モウカザメ)、ヨシキリザメ(アオザメ)【いずれも( )内は函館での呼称】の4種。その結果、味、食感、匂いとも基準を上回る評価がほとんど。総合評価では、どのサメも、高級魚とされるヒラメより高い評価でした。 食味試験では、4種のサメとも、味、食感、においの全項目においてプラス。基準となるヒラメよりもおいしい(良い)という評価となりました。   続いて、3人の料理人によるサメ料理の講習と試食が行われました。   ■ <和食>〆鮫ゆず味噌田楽焼 講師:菊池隆大さん(炭火割烹 菊川) レシピ(別紙pdf参照)   「黄柚子のスライスを加えてマリネすることにより、特有の匂いはすっかり抜くことができる」「軟骨はつけたままにし、食感を楽しめるように」と、菊池さんからのアドバイス。さらに「高級食材の代替えになるようなサメの調理にぜひ挑んでみたい」との意気込みも。   ■ <洋食>アブラツノザメのクネル チーズ風味 講師:吉田徹さん(函館短期大学付設調理製菓専門学校) レシピ(別紙pdf参照)   吉田さんからは、「すり身は作りたてよりも一日おくことで、香りなどが馴染んでおいしくできる」とアドバイス。また、「すり身や付け合わせの男爵いもは、海水を使ってゆでてみたら、塩具合がぴったり」と、ユニークな調理法も披露。 注)潮流のある場所の海水を汲んできたものを煮沸させ、キッチンペーパーで漉したものを使用   ■<中華>乾焼麺絲炸鮫魚 サメのカダイフ揚げのチリソース 講師:木村史能さん(函館国際ホテル) レシピ(別紙pdf参照)   木村さんは、「先入観が強い食材を調理する際には、あえてそのことを前面に出さずに、別の食感で味わってもらうことも大切」と考え、カダイフ(トルコの菓子やフレンチのフリットなどに使われる小麦粉を用いた極細な麺状の食材)を使った料理を考案。   なお、食材のサメは、函館市内の一部スーパーでも取り扱われており、比較的安価なもの。また、青森市にはサメを専門とする販売業者もあり、冷凍真空パックで年間を通して取り寄せができます。函館市内のフレンチシェフ佐藤誠一さんは、「アンモニア臭があると聞いていたが、まったく気にならなかった。自分の中では、サメは格好いい魚というイメージもあり、特徴が分かったのでコース料理の中などでぜひ使ってみたい」との感想を語ってくれました。   多くの料理人の皆さんに、サメの料理に親しんでもらえた講習会でした。

函館・道南のお菓子文化を紹介
[函館スイーツ推進協議会発行]

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