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冬の味覚を堪能!ごっこまつり2024レポート

レポート
2024/02/15
冬の味覚を堪能!ごっこまつり2024レポート

コロンとした愛嬌たっぷりの姿が特徴の、冬が旬の珍魚「ごっこ(ホテイウオ)」。12月から3月にかけてが旬。この魚が獲れる函館市恵山地区で、2月11日(日)に「恵山ごっこまつり」が開催されました。

天気にも恵まれた当日、道の駅「なとわ・えさん」前の海浜公園の特設会場には、開始前にもかかわらず大勢の来場者で各ブースに列ができていました。そして特に人気なのは、やはり「ごっこ汁」。

ごっこ汁を購入するには10:30から販売される引換チケット(1杯400円)を購入します。この時点で長蛇の列!11:00に販売が開始すると列も進み、ようやくごっこ汁引換カウンターへ。

ごっこ汁といえば一般的には醤油ベースですが、こちらは味噌ベース!汁に深みが増していくらでも食べられる味付けです。
プルプルの身とプチプチ卵の独特の食感、野菜もたっぷり入っていて、まさにこの時期にしか食べられない味わいです。この時期のごっこは、身だけでなく骨も柔らかいので一緒に食べることができます。

ボリューム満点のごっこ汁はあっという間に完食、体が温まりました。

ごっこ汁は生のごっこから作りますが、地元では生干しごっこの料理も定番。
会場では、「ゴッコ串」や「ゴッコ鉄板焼き」も人気でした。

早速「ゴッコ串」を注文。(2本/400円)
細く切ったものを炭火でじっくり、こんがりと焼いて、甘辛の照り焼きベースのタレでいただきます。
カリッと焼けた皮と独特の弾力の身がタレに絡み、ごっこ汁とはまた違う魅力を発見しました。

ごっこ汁も行列でしたが、即売コーナーでも行列が。ごっこ、たら、ホッキなどの海鮮がお得に買えるとあって人気です。

ごっこが展示されている水槽があり、スタッフの方が実際にごっこを見せてくれました。
プクッとしたフォルムとなんとも愛らしい表情。泳いでる姿もプカプカとしていてとっても可愛らしかったです。

今年で32回目となるごっこまつりですが、近年はごっこがメディアで取り上げられたりと、益々の盛り上がりを見せています。
天気に恵まれた今年も大盛況のごっこまつりとなりました。