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函館「食」ニュース

【レポート】函館マリカルチャープロジェクト

レポート
2024/01/23
【レポート】函館マリカルチャープロジェクト

1/21日、函館国際ホテルに於いて「函館真昆布」の統一ブランド名でPRしている真昆布について,その価値と魅力を多くの方に周知するとともに,和食文化を支える昆布に関する情報を紹介することで昆布の消費拡大への機運を高めることを目的とした「函館マリカルチャープロジェクトイベント-魅力再発見。世界に誇る『函館真昆布』-」が開催されました。

主催者挨拶 大泉 潤 函館市長

函館マリカルチャープロジェクトとはキングサーモンとマコンブの完全養殖技術と地域カーボンニュートラルに貢献する水産養殖の確立に向けて、持続可能な水産・海洋都市の実現を目指す取り組みです。

昨今、海洋環境の変動等に伴い、函館市の主力魚種であるイカや天然コンブの記録的な不漁が続き漁
業経営が不安定になるとともに、第二次・第三次産業への影響が懸念されています。

基調講演「日本の食文化と『函館真昆布』」森枝 卓士氏 フォトジャーナリスト

世界の食文化を見てきた森枝氏による基調講演。今後の食糧危機や動物福祉という世界的な食文化の傾向とともに、今後の料理において「昆布の旨味」はなくてはならない日がくると語りました。

東京・青山「てのしま」店主 林 亮平氏
帆立とゆり根真蒸の煮物腕
函館国際ホテル 総料理長 木村 史能氏
「函館真昆布」を取り入れた身近なオリジナルメニュー・4種盛り合わせ

会場では東京・青山「てのしま」店主 林 亮平氏と函館国際ホテル 総料理長 木村 史能氏による函館真昆布を活かしたデモンストレーションと試食が行われました。函館真昆布の魅力や料理における昆布の役割について話をききながら、函館真昆布を最大限に活かした手の込んだ料理をいただくという贅沢な試食となりました。

後半では「函館真昆布の持つ可能性と課題」として、モデレーターは一般社団法人Chefs for the Blue代表理事の佐々木ひろこ氏、そしてパネリストは「有限会社こんぶ土居」代表取締役の土居 純一氏、東京・青山「てのしま」店主 林 亮平氏、北海道立工業技術センター長の安井 肇氏によるパアネルディスカッションが行われました。

こちらの模様は後日公式サイトにてアーカイブ公開されます。

【公式サイト】

函館マリカルチャープロジェクト