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函館「食」ニュース

昆布日本一の町・函館ならでは!海藻と魚の水槽展示~函館朝市ミニ水族館

イベント告知
2020/08/11
昆布日本一の町・函館ならでは!海藻と魚の水槽展示~函館朝市ミニ水族館

函館朝市の一角に昨年、「函館朝市ミニ水族館」という水槽展示コーナーができました。これは、地元有志の団体「はこだて海の教室実行委員会」が開設したもので、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、子どもや市民に海に親しんでもらう目的で運営されています。
同会では今年のメインテーマを「海藻」として、子どもに海藻について学んでもらう講座を実施するとともに、この度、函館朝市ミニ水族館の展示を「近海の海藻と魚たち」にリニューアルしました。函館が生産量日本一を誇る「真昆布」のほか、函館ではよく食べられる「チガイソ」や「アカバギンナンソウ」、北海道沿岸で近年多く見られるようになった「ボウアオノリ」など、のべ10種類の海藻を展示しています。さらに、水槽に設置したモニターでは、函館近海で行われる海藻養殖について紹介する動画を上映するほか、2つの海藻養殖(垂下式、はえなわ式)の模型を展示しています。
「函館近海は、暖流と寒流がぶつかり合うため季節によって育つ海藻が変わり、多種多様な海藻が豊富に採れます。ぜひ生きた海藻の姿を見ていただきたいと考え、この展示を企画しました。(はこだて海の教室実行委員会)」
今後、展示は季節によって随時入替をしながら、12月末まで行うそうです。

▼ガゴメコンブを使った、垂下式の海藻養殖模型

▼アオノリを使った、はえなわ式の海藻養殖模型

▼クロソイ、エゾメバル、アイナメなど10種類の近海の海水魚も展示