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函館で活躍する
料理人と函館料理

函館の風土を愛し、この街で活躍する料理人は、まさに「おいしい函館」のキーマンです。
地元の食材を生かした渾身の一皿をご紹介します。
※季節・仕入れ等により提供時期が限られます。また現在、提供が終了している場合があります

熊猫社中 洋食キッチン Sato
佐藤 誠一
さとう せいいち

西洋料理

仏料理をベースにした、ご飯と相性がいい西洋料理

函館生まれ。高校卒業後、調理師専門学校に入学。中華料理を目指すつもりが、西洋料理の講師が作るオムレツに感激し、洋食のコックになることを決意しました。道東のホテルで働いた後、函館ロイヤルホテルに入社。8年間、フランス料理を中心とした洋食を本格的に学びました。この間、毎年開催される郷土料理コンクールでは、最優秀賞を含む5回の入賞。2012年9月に現在の店を開くまで、約3ヶ月間かけてバイクで日本を一周、さらに列車でのヨーロッパ一周の旅を通して、様々な地域の食や文化を見て回りました。自身の店では、難しいことは考えずに純粋に美味しいと思ってもらえる料理を目指しています。パンよりもご飯にあう西洋料理を心がけ、ご飯は毎日精米するほどのこだわり。店が軌道に乗ったのを機に、毎年3週間ずつ休みにして、イタリア、スペイン、フランスを訪ねて現地の食に刺激を受け、料理をブラッシュアップしています。

佐藤 誠一
私の函館料理

蝦夷アワビのヴァプール ソースピストゥー

旨味満点のアワビを、軽やかに味わえる前菜

私の函館料理

蝦夷アワビは、鍋で軽く蒸し焼きにするフランス料理の技法「ヴァプール」で軟らかく仕上げ。アワビの上にはイタリア料理の要素が色濃い、トマトと野菜をオリーブオイルで合わせたピストゥーソースをのせて。フレンチ、イタリアン両方の要素を融合させた、まさに「日本の西洋料理」が味わえるのが熊猫社中洋食キッチンSatoです。旨味の強いアワビをまるごと使った前菜ながら、トマトのさっぱりさで実に軽やか、素直においしいと感じられる一皿です。

提供時期:11月~1月(入荷状況による)、フルコースのなかで
取材時期:2019年5月

もう一皿

大沼牛を使ったハンバーグ フレッシュ黒トリュフとフォアグラ添えロッシーニ風

大沼牛を使ったハンバーグ フレッシュ黒トリュフとフォアグラ添えロッシーニ風

味わい深い赤身と甘味を持つ脂が特徴の大沼牛のひき肉を、国産の豚肉とブレンド。焼き上げにもひと手間かけたハンバーグです。コースのメイン料理で登場。10日以上かかるデミグラスをマディラワインで仕上げたソースでいただきます。ソテーしたフォアグラをのせ、フレッシュの黒トリュフを目の前でスライス。

提供時期:10月~11月(入荷状況による)、フルコースのなかで
取材時期:2019年5月

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