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函館で活躍する
料理人と函館料理

函館の風土を愛し、この街で活躍する料理人は、まさに「おいしい函館」のキーマンです。
地元の食材を生かした渾身の一皿をご紹介します。
※季節・仕入れ等により提供時期が限られます。また現在、提供が終了している場合があります

レストランnana-papa
池田 洋二
いけだ ようじ

西洋料理

準フレンチ、準イタリアンを自ら掲げるオリジナルな洋食

池田さんは、函館近郊の七飯町大沼で幼少期を過ごし、高校卒業後は函館市内のホテルで料理の道を歩みました。市内の各店を経て、「グランポルト函館」のシェフに。さらに、同店の経営母体が全道に展開する飲食部門の総括総料理長を務めました。2011年、長女・奈々さんの名にちなみ、「レストラン nana-papa」をオープン。本格派とは少し距離を置き、気軽に味わえる洋食料理をモットーにしています。池田さんは、これを「準イタリアン」「準フレンチ」と呼び、料理教室などではオリジナルレシピを積極的に公開しています。また、各ジャンルの料理人が一緒に取り組めるメニュー作りをしようと、函館市の魚・イカを使ったパスタ料理を提案。2014年に「函館イカナポリタンの会」を立ち上げ、会長を務めています。

池田 洋二
私の函館料理

ブリのマリネグリルと大根の昆布コンソメ煮

函館産のブリと大根を、和の味わいも醸し出す「準フレンチ」で

私の函館料理

近年、函館市では天然ブリの水揚げ量が伸び、2017年には鳥取県境港市に次ぐ全国第2位に。また、函館市および近郊の北斗市や七飯町は、大根をはじめ野菜の一大産地です。この地でとれるブリと大根を組み合わせた、まさに「洋風ブリ大根」がこれ。ブリは、オリーブオイル、ハーブなどでマリネした後、網焼きに。大根はコンソメに函館真昆布を加えて、やわらかく煮付け。双方を組み合わせ、たまり醤油を用いてさらにグリルしました。フランス料理の調理法や盛り付けながら和の味わいも醸し出す、ユニークな料理です。

提供時期:8~12月(入荷状況による)、単品料理で(要予約)
2018年12月取材

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もう一皿

イカのロースト肝バターソース イカスミピラフ添え

イカのロースト肝バターソース イカスミピラフ添え

ローストしたイカの身とイカスミピラフを、コクのあるオリジナルソースで楽しみます。イカとご飯の組み合わせは、函館の郷土料理「いかめし」からヒントを得たもの。ソースのベースには、「ゴロ」と呼ばれるイカの肝を使います。濃厚なコクが特徴で、とびきり新鮮なイカが手に入る場所でしか味わえません。イカゲソ、ニンニク、ベーコンなどと和えたソースはボリュームたっぷり。イカ1杯を余すことなく使った一皿です。

提供時期:6~3月(入荷状況による)、単品料理で(要予約)
2018年12月取材

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