おいしい函館ロゴ
この街で出会う飲食店、料理人、小売店、食材案内
食べる

函館で活躍する
料理人と函館料理

函館の風土を愛し、この街で活躍する料理人は、まさに「おいしい函館」のキーマンです。
地元の食材を生かした渾身の一皿をご紹介します。
※季節・仕入れ等により提供時期が限られます。また現在、提供が終了している場合があります

中華料理 李太白(りはく)
廣田 友博
ひろた ともひろ

中国料理

気張らず楽しめる中国料理

函館市出身。高校卒業後、大阪の調理師学校に進み、豪快な調理のスタイルに惚れ込んで中国料理の世界に。函館のホテルを皮切りに、一時期は東京や千葉でのレストラン勤務を経験。再び函館に戻り、湯の川温泉のホテルで副料理長を務めた後、「中華料理 李太白」の料理長に就任。2007年、前オーナーから店を受け継ぎ、現在は、経営の傍ら4人の料理人たちとともに調理場でも腕を振るいます。長年の経験から函館人の好みをよく知り、気軽な食事にも、また会食や宴席にもしっかり対応できるメニューづくりが持ち味。日本中国料理協会函館支部幹事長。函館短期大学付設調理製菓専門学校非常勤講師。2017年度函館市技能功労者表彰(調理部門)受賞。

廣田 友博
私の函館料理

マイカの紹興酒漬け

通称「酔っぱらいイカ」、柔らかなマイカを酔わせて味わう前菜

私の函館料理

毎年6月、函館ではマイカ(スルメイカ)漁が解禁になり、獲れたてのイカが市場や小売店の店頭に並びます。8月頃までのものは身が薄く、とても柔らか。この時期のイカを、中国の代表酒「紹興酒」に一晩漬け込みます。通称「酔っぱらいイカ」。イカの身には丹念に隠し包丁が入れられ、一晩たつとしっかりと漬かって飴色に仕上がります。レタスやトマトなど新鮮な地物野菜とともに盛りつけ、前菜に。柔らかなイカの身は紹興酒のよい香りをまとい、ほんのり甘みが感じられる味わい。中国酒はもとより、ビールなどとの相性も良く、箸が進みます。

提供時期:6月~8月(入荷状況による) コース料理またはアラカルトで。要予約。
2018年6月取材、2018年11月更新

Close UP!

もう一皿

がごめ昆布のとろみスープ

がごめ昆布のとろみスープ

鶏ガラや豚骨をベースに取るスープは、函館塩ラーメンでも用いられるご当地の定番スープ。これに強い粘りを生み出す函館特産のがごめ昆布を微量加えて、わずかにとろみ付け。具材には中国野菜のタアサイをはじめ、季節の野菜を数種。さらに食べる直前、函館真昆布を丁寧に削ったおぼろ昆布をのせます。塩味のスープに、おぼろ昆布の上品な甘みが広がります。

提供時期:通年 一品料理、またはコース料理で
2018年6月取材、2018年11月更新

この店の情報

RECOMMENDED
関連情報
めざせ食の仕事人バナー