おいしい函館 Taste Hakodate Cuisine

食材×料理人、
この街で出会う
幸福なスペシャリテ

menu
up

食材

甘みと旨みの強さで根強い支持を集める

長いも「谷観光農場の長いも」

****

道内で古くから長いも栽培に取り組んだ北斗市大野地区

長いもは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の根菜。見た目は「自然薯(じねんじょ)」に似ていますが、同じヤマノイモ属に分類される別の植物です。自然薯は細長く、極めてねばりが強いのが特徴。一方、長いもは野球のバットに似た形状で水分が多く、すり下ろして「とろろ」にするほか、細く切ってサラダにしたり、熱を加えてほっくりした食感を楽しむ料理にしたりと、さまざまな味わい方で親しまれています。

寒暖差が大きい気候を好む性質から、北海道と青森県で多く栽培されており、北海道だけでも国内生産量の5割前後を占めます。道内で生産量が多いのは十勝地方ですが、北斗市大野地区も道内で早い時期から長いも栽培に取り組んだ地域として知られています。現在、同地区で長いもを生産している農家はごく限られていますが、他地域産にはない品質と味わいで根強い人気を誇っています。

苦労して育つことでおいしさが増す

長いもが栽培されているのは、大野平野を見下ろす日当たりの良い丘陵地。化学肥料を通常の3分の1に減らす一方、微生物を多く含む堆肥をふんだんに用い、作物の生育に適した栄養豊富な土壌づくりに取り組んでいます。さらに、作物の味を良くする微量要素を多く含み、微生物の餌ともなる「魚かす」を肥料として使うことで旨みを増すことができます。

大野地区はもともと、黒土の下に赤い粘土質がある重たく締まった土壌。地面から80cmほど真下に伸びて育つ長いもは、育ちやすいさらさらした土壌で栽培されるのが一般的です。そのため、同地区の土壌は長いもにとって厳しい環境といえますが、苦労して土を押し分け成長することにより、甘みや旨みが内部に蓄えられていきます。さらさらした土壌で抵抗なく育つ他産地の長いもより一回り小さくはなってしまいますが、味の良さで根強いファンを獲得しています。

生産者から

谷観光農場 谷 健一さん

長いもの健康効果は海外でも注目

****
1979年から一貫して長いも生産に取り組んできました。収穫する際に土を深く掘る必要がある長いも栽培は体力的な負担が大きく、この地域で長いもを栽培する農家はかなり減少しました。当農場では初期から大型のトラクターを導入し、土を掘り起こす作業を機械化したことで現在まで生産を続けることができました。
今では長いもの滋養強壮効果が海外にも知られるようになり、他産地の長いもがアメリカや台湾などに輸出されていると聞きます。今や世界が注目する長いもの中でも、大野地区産の長いものおいしさは唯一無二だと自信を持っています。すりおろして食べるのはもちろん、サラダやグラタンにしたり、天ぷらや漬物にするのもお薦めです。ぜひ食べてみてください。
八郎沼公園にほど近い、なだらかな丘陵地にある長いも畑。南向きで日当たりと水はけが良く、作物の生育に適しています。5月上旬から定植を行い、10月下旬から11月にかけて収穫します。
長いもは地中に深く根を下ろしているため、収穫の際は大型のトラクターで土ごと掘り返し、姿を現した長いもを手で集めます。
その場で土を払い落とし、丁寧に作業場に持ち帰って箱詰め作業を行います。長いもは表面が傷つきやすいため、取り扱いには細心の注意を払っています。洗うと日持ちしないため、土を付けたまま出荷します。
11月から12月頃にかけて谷観光農場の生産直売所で直売しているほか、北斗市「あぐりへい屋」と道南地区のコープさっぽろ各店で販売しています。

長いも「谷観光農場の長いも」について

産地:北斗市
収穫時期:10月下旬~11月
生産者:谷観光農場
所在地:北斗市向野108-6(生産直売所)
電話番号:0138-77-6843
駐車場:あり

食材カタログ「南北海道食彩王国」
[ 渡島総合振興局 ]

南北海道食彩王国

創意工夫を凝らした和洋菓子「函館スイーツ」

函館スイーツ

函館・道南のお菓子文化を紹介
[函館スイーツ推進協議会発行]

KANOKA【菓の香】

海鮮王国「函館」の魚販店情報
[函館市水産物地方卸売市場発行]

海鮮王国「函館」の魚販店情報

夜景、グルメ、街歩きなど、
函館観光の最新の話題をお届け

函館市公式観光情報 はこぶら

食や歴史のイベント情報満載。日付で簡単検索

K

団体旅行企画や、記事・番組作成に役立つリンク集

公共交通機関の便利なルート検索。乗り放題チケットの購入も