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函館「食」ニュース

平山桜菜さん、若手料理人のコンクール(洋食料理部門)で函館市長賞

注目の料理人
2020/11/11
平山桜菜さん、若手料理人のコンクール(洋食料理部門)で函館市長賞

函館の若手料理人の登竜門「郷土料理コンクール」(2020年11月4日開催)で、洋食料理部門の函館市長賞に輝いたのは、函館駅近くのホテル「センチュリーマリーナ函館」の平山桜菜(ひらやま あやな)さんです。
小学4年生から料理が趣味という平山さんは北斗市出身。北海道上磯高等学校を卒業したばかりの社会人1年目です。趣味が高じて、料理の世界に入りました。
普段は、食材加工などで厨房全体の動きをサポートし、センチュリーマリーナ函館のレストランを支えています。今回、趣味をいかせるということと、料理長の勧めもあり、コンクールに出品しました。
「料理長をはじめ、職場の皆様、食材の供給をしてくださる方々の応援のおかげで、くじけることなくコンクールに挑めました。函館市長賞を受賞できたのは、日々の努力の成果だと実感していますが、それは応援してくださった方々の支えがあったからこそできた努力だと思うので本当に感謝しています。今回の受賞の経験と結果を誇りに、これからもセンチュリーマリーナ函館の料理人としてがんばっていきたいと思います。」と、感謝の気持ちと今後の抱負を語ってくれました。

「郷土料理コンクール」は、全日本司厨士協会函館支部、日本中国料理協会函館支部、海藻活用研究会が主催。食の地産地消の推進と地域の食文化の発展と若手料理人の技術、知識の向上を目的に、毎年11月に開催されています(郷土料理研究会と同時開催)。2020年の出題食材は「ブリと松前産青海苔」で、洋食と中華合わせて13名が腕を競い合いました。

平山さんの函館市長賞受賞作品。「薄いジュレを纏ったブリと青海苔のルーレとそのクネル青海苔のソースで」は、函館の海と大地の恵みを感じさせる一皿。「ブリと青海苔の相性を考えて作りました。メインのルーレは、ブリで包んだ具材とジュレとの味のバランスにこだわっています。」と平山さん。

 

センチュリーマリーナ函館
朝食レストラン『YUUYOO TERRACE HAKODATE』

所在地 函館市大手町22-13
電話番号 0138-23-2121
営業時間 6:30~11:00
定休日 5月・11月に各2日間ずつ休館
公式HP センチュリーマリーナ函館