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函館「食」ニュース

「縄文」モチーフのスイーツが続々登場

レポート
2020/09/26
「縄文」モチーフのスイーツが続々登場

函館市の垣ノ島遺跡・大船遺跡などを含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、ユネスコの世界文化遺産登録に向けて、国からの推薦書提出、専門機関による現地調査実施など、着々とその歩みを進めています。こうしたなか、世界文化遺産登録への機運を高めようと、函館の菓子店などでは、国宝「中空土偶(愛称:カックウ)」をモチーフにしたスイーツが続々と商品化されています。

【どら焼き】

JR函館駅前の千秋庵菓寮ハコビバ店では、店頭で仕上げる生どら焼きに、世界文化遺産登録を応援する「縄文DOHNANプロジェクト」のキャラクター「カックー」の愛らしい焼き印をつけて販売しています(2020年9月末まで)。ミニサイズの生どら焼きは、通年販売。ふわふわの生地に生クリームや小豆あんなどをはさんだ商品で、抹茶、イチゴ、小豆、そして秋限定のモンブランを加えた4種を販売。1個250円(税込)。店内でのイートインで、またはテイクアウトもできます(消費期限は当日中)。

【クッキー】

洋菓子店のプティ・メルヴィーユでは、「カックー」をかたどったクッキー「かっクッキー」を販売。甘さを抑えたバター風味のクッキーで、「カックー」の顔と全身の2種類があります。10枚箱入り1,000円(税込)、6枚袋入り600円(税込)。函館駅前、金森赤レンガ倉庫内などにある同社の全4店舗で購入できます。

また、「土偶ッキー(どぐっきー)」は、縄文ファンにはよく知られている人気商品です。社会福祉法人かいせいが製造販売する手作りクッキーで、リアルな中空土偶が焼き印されています。酸化防止剤無添加で、北海道産小麦などの原材料にこだわり、風味よくサックリした食感が特徴。2019年函館圏優良土産品推奨会で最高賞を受賞しました。

12枚箱入り800円(税込)。津軽海峡フェリー函館ターミナル売店、どんぐり2号店(函館市地域交流まちづくりセンター内)、渡島総合振興局売店で販売しています。

 

函館・道南の和洋菓子店や関連企業などで構成する函館スイーツ推進協議会では、現在、函館縄文スイーツロゴマークを策定中。今後も縄文をモチーフとした新商品が期待されます。