おいしい函館ロゴ
この街で出会う飲食店、料理人、小売店、食材案内

函館「食」ニュース

山本英司さん、郷土料理コンクール(中国料理)で函館市長賞

注目の料理人
2019/12/23
山本英司さん、郷土料理コンクール(中国料理)で函館市長賞

函館の若手料理人の登竜門「郷土料理コンクール」(2019年11月6日開催)で、中国料理部門の函館市長賞に輝いたのは、函館国際ホテルの山本英司さんです。
山本さんは函館市出身の25歳。函館短期大学付設調理製菓専門学校に入学して料理の世界に入り、恩師が総料理長を務める函館国際ホテルの中国料理部門に加わり、経験は7年目になります。「お客さんと顔を合わせる機会は少ないが、全部食べてくれた皿が戻ってきた時や、サービス担当からお客さんの喜んだ声を聞くとうれしい」と山本さん。今回のコンクールでは、同じ職場の五島光さん(27歳)、山登航太さん(21歳)も、それぞれ日本中国料理協会函館支部支部長賞、海藻活用研究会会長賞を受賞しました。総料理長の木村史能さんは、「ホテルの厨房は、いろいろな素材に触れ、調理法も学ぶことができる『道場』のようなもの。いろいろ試してさらに腕を上げて欲しい」と、若手たちにエールをおくります。3人が所属する函館国際ホテル「アゼリア」では、受賞の料理を盛り込んだコース料理を提供予定です。

山本さんの函館市長賞受賞作品。函館近海で採れる3種の海藻を用いた料理。ホッケのアカモク入りすり身の蒸し物(左上)、ホッケと北大ガゴメの塩炒め(右)、イカゲソ入りイカすり身の昆布巻(左下)。野菜を用いて色彩豊かに仕上げ、丁寧な盛り付けが際立った一皿。


2020年1~2月に函館国際ホテル「アゼリア」でディナーとして提供予定の「郷土料理コンクール受賞コース(税込3000円)」。若手3人の受賞料理が盛り込まれます。


コースの一皿。山本さんの受賞作を生かした「アカモク入りイカすりみの昆布巻き」(手前)と「ホッケと北大ガゴメの塩炒め」(奥)



函館国際ホテル アゼリア

所在地
函館市大手町5-10
電話番号
0138-23-8755
営業時間
6:30~10:00(LO9:30)
11:30~15:00(LO14:30)
17:00~21:00(LO20:30)
定休日
なし