おいしい函館 Taste Hakodate Cuisine

食材×料理人、
この街で出会う
幸福なスペシャリテ

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北海道函館市で
味わい&体験したい
グルメな話題7選

観光やビジネスで北海道函館市を訪れる皆さんにおすすめのグルメな話題を、Webサイト「おいしい函館」編集室が厳選。函館が「食の街」と呼ばれる理由や、訪ねてみたい市場・商店、函館ならではの食材など……、旅の前に読んでおけば函館がもっと「おいしく」なる情報です。

函館のお宝は、やっぱり「海産物」!

函館は三方を海に囲まれた街です。周辺の海は暖流と寒流が交わり、様々な魚種が集まる格好の漁場。新鮮なイカ、タラ、ホッケ、カレイ類、ウニやアワビ、また日本一の品質と評される南茅部地区の真昆布、身質の良さから築地で高値がつく「戸井マグロ」など、豊富な海産物に恵まれています。

選りすぐりの食材を揃える「市場・商店」

函館のおいしい食を支えるのは、選りすぐりの食材を揃える市場や商店です。観光のお客様で賑わうのは、函館駅前の「函館朝市」。蟹や昆布、メロンなど北海道名産品の販売店や、海鮮丼の店など、約250店が軒を連ねます。「はこだて自由市場」は店舗数が約40と函館朝市よりは小規模ですが、寿司店やレストランの料理人も仕入れに訪れる目利きの店が揃います。そのほか、昔ながらの懐かしい風情ただよう市場「中島廉売(れんばい)」、前浜で採れる昆布の商品が揃う「南かやべ漁業協同組合直販加工センター」、魚の鮮度保持のため神経〆(じめ)に熱心に取り組む「坂井鮮魚店」、採れたての地場産野菜が買えるJA直営販売所「あぐりへい屋」など、顔ぶれは多彩。どの市場・商店からも地方発送が可能です。

開港都市の歴史と文化を伝える「洋食」

函館は江戸末期、横浜や長崎とともに開港した街のひとつです。各国から外交官や商人ら多くの外国人が訪れたため、市民は西洋の新しい食の知識や料理法に触れ、この街に洋食文化が花開きました。1879(明治12)年にロシア料理店として開業した「五島軒」は、今もなお、この街にその名を刻みつづけるレストランです。

料理人が腕をふるう個性的な「飲食店」

函館が「食の街」と言われる理由のひとつは、和洋中それぞれの分野で研鑚を積んだ料理人が数多く揃っていること。スペイン・バスク地方で修業してバスク料理専門店を開業、1998年からは函館の料理人集団「クラブガストロノミーバリアドス」を率いるレストランバスクの深谷宏治シェフ、四川料理や薬膳に関する幅広い知識と高い技術を持ち、地元特産品を使ったレシピ開発に積極的に取り組む函館国際ホテルの木村総料理長、そのほか、老舗西洋料理店の料理長、星付き店で研鑽を積んだ本格派フランス料理店のシェフ、進化を続ける函館の江戸前鮨職人など……。意欲的な料理人たちが切磋琢磨しあうことにより、函館の食の魅力は磨かれています。

食材を生かす知恵が生んだ「郷土料理」

函館地域の郷土料理は、北前船によって本州から伝わった独特のものや、魚介類を無駄なく生かす生活の知恵に基づいたものなど、さまざま。イカの風味ともちもちした食感が人気で、駅弁でも全国に知られる「いかめし」、大物になるようにと縁起をかついで食べる正月料理「くじら汁」、身欠きにしんと野菜を合わせた「にしん漬け」、魚を漬け込んだ「飯鮨(いずし)」など。どれも古くから函館の家庭で食べられていた日常の惣菜や汁物ですが、現在は「函館の味」として、居酒屋などでの提供や、スーパー・土産店での販売がされています。

豊かな自然がはぐくむ「旬食材」

函館には、四季折々にここでしか味わえない自慢の食材があります。春は、生で食べても甘みが感じられるアスパラ「海の神」。夏は、新鮮だからこそコリコリとした食感が楽しめるイカ刺し。秋は、農家が自ら生産した作物から種子を採ることで長年にわたって作りつづけてきた伝統野菜「赤かぶ」。冬は、ユーモラスな姿が特徴の「ごっこ」。コラーゲンたっぷりのごっこ汁は独特の口あたりが人気で、居酒屋などで味わえる冬の人気メニューです。ぜひ、その季節ならではの函館の味をお楽しみください。

伝統にセンスを加えた「新ご当地グルメ」

函館には今、さまざまな食の新しいムーブメントが起きています。2017年に考案された新ご当地グルメ「はこだて焼きピロシキ」は、ロシアの伝統的家庭料理ピロシキを函館ならではの味にアレンジしたもの。また、道南産の魚介を使用した西洋風煮込み料理「はこだてチャウダー(写真)」、イカと地元野菜を使った「函館イカナポリタン」など、函館市内の複数の飲食店が共通ルールの下、各店オリジナルの一皿を提供するものもあります。